やけど 治療 馬油

やけどの治療における馬油の効果

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昔から、やけどの治療には民間療法が用いられてきました。

 

その1つに、「馬油」があります。

 

なんと約4000年前という中国騎馬民族の時代から使われ、日本に伝わったのは約400年前と言われています。

 

馬油とは、馬のお腹などの脂肪を煮込み、それを精製したもので、高価なものにはたてがみの部分にある脂肪も使われているそうです。

 

馬油は、やけどの他にも、肌荒れやあかぎれ、痔などにも効果があるとされており、高い抗炎症作用により、皮膚疾患を中心とする幅広い症状に有効性が示されています。

 

それでは、馬油の特徴を以下にまとめます。

 

@馬油は強力な浸透力を有しており、それ自体はベタベタしていますが、肌に塗るとサラサラになります。

 

これは、人間の皮脂と馬油の成分が似ているためであると考えられています。

 

A馬油は、皮膚に塗るとすぐに広がり、皮膚の表面に油膜を作ります。
すると、保湿効果はもちろんですが、空気との接触が遮られるために、抗酸化作用も得られます。
また、油膜がバリアとなることで、外部の細菌が皮膚内部に入り込めなくなるため、抗菌作用も期待できます。

 

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B馬肉が食用として用いられることからも分かるように、馬油は安全性が高いと言えます。
口に入れても問題が無いことが知られています。

 

C馬油には、他の動物性脂肪とは異なる性質があり、コレステロールが増加する原因とされる飽和脂肪酸が少なく、リノール酸やリノレン酸などのコレステロールが沈着するのを防ぐ不飽和脂肪酸が多く含まれています。

 

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の割合は、4:6ということで、一般的な動物の脂肪(牛の油は7:3)とは異なっています。

 

特に、リノレン酸は細胞膜の材料にもなる、皮膚にも重要な成分です。

 

このように、馬油は高い浸透力と多彩な効果により、やけどをはじめとするさまざまな症状に利用できると考えられています。

 

やけどの場合は、流水でしっかりと患部を冷やしてから、馬油を塗ると良いそうです。

 

ただし、あくまでも民間療法であり、軽度のやけどの場合のみに限られています。

 

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