やけど 処置 冷えピタ

やけどの処置に冷えピタは使えるのか

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やけどをした時には、患部を冷やすことがとても重要です。

 

そこで、熱が出たときに使う冷えピタのような冷却シートを貼れば良いのでは?と思う方もいらっしゃるようです。

 

では、冷えピタはやけどの処置に使えるのでしょうか?
冷えピタは、水分をたっぷり含むジェルが熱を取り込むことにより、水分が蒸発し、冷却効果を発揮します。

 

これは、水が蒸発する際の気化熱を利用した原理で冷却しています。

 

冷えピタの本来の目的は、熱が出たときのつらさを冷却効果により軽減することで、皮膚の表面しか冷やすことができません。

 

やけどの場合は、皮膚の深部にまで熱が達してダメージを受けている可能性があるため、速やかにしっかりと冷却して、患部の温度を下げる必要があります。

 

残念ながら、冷えピタにはやけどの患部を十分に冷却するという目的での効果は望めません。

 

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また、やけどの際に冷えピタを使うことには、もう1つの問題点があります。

 

冷えピタには粘着力があるため、やけどでダメージを受けた皮膚にくっついてしまい、冷えピタを外すときに皮膚が一緒にはがれてしまうことがあります。

 

加えて、冷えピタなどの冷却シートには、冷感を高めるためにメントールなどの成分が含まれており、皮膚に刺激を与えてしまう可能性があります。

 

実際に、冷えピタの「使用上の注意」には、「目の周囲、粘膜、及び皮ふ異常(傷口、やけど、日焼けによる熱傷、湿疹など)のある部位にはご使用にならないでください。
」と書かれています。

 

したがって、やけどの時に、患部を冷却する目的で冷えピタを使うのは避けたほうが良いでしょう。

 

このように、風邪などで熱が出た際に、冷えピタで冷感を得て苦痛を和らげることと、やけどの際に、患部を冷却して皮膚のダメージを最小限に抑えることには大きな違いがあります。

 

やけどをした場合には、「程度を問わず、できるだけ早く、患部を流水で20〜30分間しっかりと冷却する」という原則を覚えておきましょう。

 

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